朝6時に起きる。
最近、起床時間が遅くなっている気がする。秋になり冬が近づいてきたから?冬眠か…。
朝晩の冷え込みが急に厳しくなってきた。
いくら道産子(北海道出身)だからといって、寒いものは寒いのだ。
逆に東北以南の人たちの方が寒さに強いのではないだろうか?
そうに違いない。
北海道では寒くなると、すぐさまストーブを炊いてTシャツ一枚で過ごせる快適空間を作る。
室内では厚着をする習慣がないのかもしれない。
学生の頃なんかは、Tシャツ一枚に学生服だけで冬を越したりもしたけど、今では考えられない…。
常夏。常に夏の楽園は何処に?
そうだ、沖縄に行こう!!
寒くなるにつれて沖縄への思いは募るばかりだ。
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| 揚げおにぎり |
寒さにやられつつ、ダラダラと準備を済ませ軽食コーナーが開いていたので、
「揚げおにぎり」なるものを買って食べてみた。
おっ!!
僕の貧弱な想像力では、ただ単におにぎりを素揚げしたものを頭で思い描いていた。
でも違った…。
しっかりと衣も付いてあって、おにぎりと衣の間には鶏肉?のミンチが挟まれていた。
例えるなら、チキンナゲットが薄くおにぎりに覆いかぶさっている感じ。
味も付いていて大きさの割にはボリュームのある一品だった。
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| うつくしま、ふくしま |
今日は見えず… |
8時ごろに道の駅を出発。
二本松市街を抜け、まずは岳温泉を目指し走っていく。
久しぶりに上りが続いていく、横に目をやると田園風景が広がっている。
地域によって稲の収穫時期が違うみたいで、会津方面はまだ刈ってはいないようだ。
ようするに寒いってことだろうか…。
久しぶりに汗ダラダラになりながら、岳温泉へと到着し観光案内所へ行き山の天気を聞いてみた。
安達太良山を見る限りは山頂付近に厚い雲がかかっている。
しかし、会津方面は昼までは天候が良いみたいで西側に行くと晴れているかもしれないとのこと。
登頂するには時間もギリギリだったので、まずは登山口を目指してみることにした。
キツイ上りを漕いで行くが、思ったよりも勾配が急。
汗を噴出しながら、辛いとか苦しいとか雑念を一切シャットアウトして無心で上る。
ポツポツ…、ザーッ!!
あぁ、なんてことですか。登山口まで残りわずかという所で雨が降ってきた。
空を見上げてみても、雲は厚く止みそうもない。それも安達太良山を取り巻くように停滞している。
無理は禁物。悩むこともなく、来た道を引き返し安達太良登山を断念。
次の機会にとっておこう。そう考えるようにすれば気も楽だし、この旅では山だけが全てではない。
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| つちゆソフト |
こんにゃくアイス |
登山をせずに、今日の目的地の道の駅に着いたものだから時間が余ってしまった。
先に進むにしても距離が長いし、峠を越えなくてはいけない。
それに、この先の寝床の心配もあるので今日はここまでにしよう。
標高800mほどに位置する道の駅つちゆ。
とにかく風が冷たく寒い…。
寒いくせにソフトクリームとアイスなんか食べるものだから身体の芯から冷えてきた。
日記を書こうにも、なかなか集中できず景色をボーっと眺めていたりて時間を潰した。
こういう時のために小説の一冊や二冊持ってくれば良かったな…。
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| 輪郭がくっきり |
飲み込まれそう |
山の方は雲に覆われていたが、所々に晴れ間が見え下界が姿を現していた。
それよりも、雲の迫力に目を奪われ、暫く見ていても飽きなかった。
標高が高い分、雲との距離が近いために心の通じる部分があるのだろうか。
雲の存在なくては、空の青さや広さは映えない。その逆もまた然り。
青空と雲のコラボレーションは僕にとってはご馳走だ。
屋根の下で一日の2/3を過ごしていた日々を思い返せば、僕がしている旅はなんて贅沢なんだ。
テントを張らずに寝袋一つで寝る日なんて空と丸一日を共にしていることになる。
本当に贅沢だ。寒いけど。
改めて思うと…、
会社で働いていた頃を日常とするなら、今の旅は非日常。
でも、今の僕にとって見ればこの旅は日常になっている。
だとしたら、この旅が終わり社会に復帰すれば非日常になってしまうのか?
きっと、時間と共に身体が慣れてしまって日常に戻ってしまうのかもしれない。
非日常なんて言葉は、長続きしないものなのだろう。
でも、旅前は非日常に憧れに似た感情さえあった。
僕はこれからも非日常的ものを探し続けて旅を続けていくのだろう。きっとそうに違いない。
道の駅が閉館した後はテントを張って、震えながら夕食を食べ上着を着込んで寝袋に包まった。
明日は1200m越えの土湯峠が待っている。
ここからの高低差は400mほどなので、さほど上りはしないけどトンネルを通れないため旧道を走ることになる。
いやー、峠の旧道とか本当に…虜だね!!