【走行経路】
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道の駅
「しらさわ」

椎坂峠

吹割の滝

丸沼高原

金精峠

湯ノ湖

戦場ヶ原

竜頭の滝

竜頭の滝
近くの建物軒下
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2007年10月16日(火)・・・金精峠の意味を知った日
天候:曇り時々雨
体調:精根尽きる手前
出費:430円
積算走行距離:3546km
走行距離:67.2km
走行時間:5時間31分
出発地:群馬県沼田市白沢
到着地:栃木県日光市中宮祠
更新日:2007.11.5 松崎町
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前日 - 翌日

朝の6時半頃に起床。
雨は降っていないけど、霧がかかっていていつ降ってもおかしくない天候。
今日は峠越えをするのであまり無理はしたくない。
一応、出発の準備だけは済ませておき様子を見ることにした…
が、判断がしずらい微妙な曇り空。
このまま結局降らないで一日が過ぎてしまうのも勿体無いので出発することにした。

出発と同時に上りが始まる。
まずは序の口700m級の椎坂峠を越えていく。いや、思ったより勾配があったな…。
そして、標高を少し戻されていく…。あぁ、せっかく金精峠までの貯金ができたと思ったのに。

お土産屋さん 吹割の滝 小さいながらも迫力がある

途中に細矢さんから教えてもらっていた吹割りの滝を見学。
落差こそ無いものの、今までに見てきた滝とは大きく異なる迫力を感じた。
水が落ちていくと言うよりは、吸い込まれていくと表現した方がしっくりとくる。
しばらくの間、僕は吹割の滝に見入っていた。
様々な角度から楽しめるし、どこの滝よりも親近感を持てるような雰囲気がある。
本当に素晴らしい眺めだ。

渓谷 上流から 展望台より

近くからだけでは飽き足らず、遊歩道を歩いて展望台まで登っていく。
展望台からは、吹割の滝の全貌を見ることが出来た。
水の力、恐るべし。一粒の力は高が知れているけど集合体になった水は大きな力を発揮する。
海はあまりにも広大すぎて分かりづらいが滝だと鮮明にわかるだろう。
岩や石を伝って流れ、水と水がぶつかり合う音、
水しぶきは忘れられないように人の頬を濡らして、その存在を僕らに教えてくれる。
そして僕達は気付く、水も生き物なんだって。
決して人間は水なしでは生きていくことができない。だから、人が水の魅力に惹かれるのは自然の摂理。
喉を潤すことは当たり前だけど、心までも潤わせてくれる滝には感謝した方がいい。
吹割の滝が僕にくれた力は予想以上だ。

金精峠遠し… とうもろこしソフト

さて、吹割の滝も見終わってサクサク上っていく。
休憩がてら入ったドライブインではとうもろこしソフトなるものが売られていた。
ん?当たり前です、もちろん購入。買わないと味がわからないでしょう?
とうもろこしの風味がしっかり出ていて、上も下もコーンな形だ(聞き流してください)。
ま、どうでもいいけど…

白根温泉を越えたあたりから峠が牙を向けだしてきた…。
急勾配が連続し、覆道やトンネルの手前になると坂というのは危険信号を点灯させるわけで。
瞬間的な勾配にしろ上るのには相当な力が必要になってくる。
執拗以上に伸びる手、痙攣しそうになる太もも。握力もしんどくなってきた。
しかし、今まで色々と経験してきたために精神的にはまだまだ負けてはいない。
おぉお…、時々もれる声は自分に鞭を打っている証。
気合を入れ直すと不思議と足は生き返り、走れる状態にまで回復していく。

日光白根山見えず… 紅葉 ちらほら紅葉

やっとの思いで、丸沼高原のドライブインに到着して休憩。
自転車から降りると足がふわふわする、そうとう疲れが溜まっているに違いない。
食堂で水だけを飲ませてもらい、売店で試食をして体力を蓄える。
自転車の置いてある場所へ戻ると、車で旅をしている年配の方に話しかけられる。
温かいコーヒーでも飲まないか?と、ざわざお湯を沸かしてコーヒーを作ってくれた。

男性から金精の意味を教えて頂いたのだけど、なるほどそんな意味が…。
だからお土産屋にあんなものまであったのか…。
まさか下ネタだったとは驚きだ。男として上らなければならないと強く感じたのも確かだけど。

色々と旅の話をしていると、連絡先の交換をすることになった。
僕は男性の方のノートに連絡先を記入、男性からは名刺を頂いた。
名刺には「風の旅人」と書かれていた。
おぉ、何か格好いいなぁ…。
家が三重県みたいなので近くを通るのであれば泊まりにおいでと言われた。
ルートと日程が合えば是非ともお邪魔させていただきます。

温かいコーヒーを飲んだとはいえ、動かしていない身体では非常に寒い。
標高は1300mを越えていて吐く息まで白くなってきた…。
あまり、のんびりもしていられないので男性とは別れて先を急ぐことにした。

多分、金精峠の頂 トンネル抜けると…

クネクネの急勾配の道を、ゆっくりゆ〜くり進んでいく。
さっきまで寒さで凍えていた身体も、あっという間に熱を帯びて汗だくになる。
金精峠よ、僕の精気をどれだけ盗んでいくのだ?
もう少し、もう少しと自分に言い聞かせながらペダルを漕いでいくと目の前にはトンネルが見えてきた。
金精トンネルということは峠はここで終わりだ…。
終わってしまえばこちらのもの、後はすいすい下っていくのみ。

だったが…、
トンネルを通過すると一変して霧の世界になっていた。
下りのスピード+霧によって体温が奪われていく。寒いし、怖い…。
後ろから迫り来るエンジン音に恐怖しながらも少しずつ下っていく。
楽しみにしていた紅葉もこれでは見ることが出来ない。
体力的にも辛いものがあったけど、精神的にも随分参ってしまった。

湯ノ湖 寒い… 黄金色

下っている途中に湖が見えたので、
お、これが中禅寺湖か!!と写真を一枚パシャッ。
後に地図で確認すると中禅寺湖ではなく湯ノ湖だった。地図すら見誤るとは…。

下っていると体温がどんどん下がって行き、
さすがにまずいと思い戦場ヶ原の御土産屋で休憩。
頭に巻いているタオルを新しいのに交換、上着も一枚厚着する。
最後に温かい缶コーヒーを飲んで寒さ対策は万全だ!!

見事な紅葉 頂きました

気分も少し楽になり、スイスイと下っていった先には、見事な紅葉が広がってきた。
赤に黄色に茶色に緑、色とりどりの世界。
魅入っていると、男性の方に話しかけられしばらく旅の話をする。
話している最中に、若い男女の団体(5〜6人くらい?)がやってきて差し入れを頂いてしまった!!
どうやら、先ほど戦場ヶ原で声援を送ってくれた方々で、
わざわざ僕のところまで来てくださり差し入れまで…。本当にありがとうございました!!
最後に皆さんで記念写真を撮ってお別れ…、しまった!!僕のカメラで撮っていなかった…。無念。

別れた後は、カップルの写真を撮ってあげて少しジェラシーがあったかどうかはご想像にお任せします。
中禅寺湖近くまで降りた後は日も暮れてきたので、
これ以上の移動は無理だと判断して野宿できそうな場所を探す。
竜頭の滝近くにお土産屋があって軒下が使えそうだったのでテントを張って落ち着いた。
ただ、料理をするための水が確保できなかった…。
ここで先ほど頂いた差し入れが活躍!!大きな肉まんが二つに、きんつばだった!!
救世主的な差し入れのおかげで今日の僕は精根尽きることがなかった。
それにしても、きんつばなんていつ以来だろうか?
高校の修学旅行で初めて食べた時は、その美味しさを知った代償に眼鏡を粉砕されたんだっけな。
あ、あれは芋きん(つば)だったかな?
余談ですけどね…。

注:今時期、標高1300mでの野宿はやめましょう。まともに寝れません。寒っ

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